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今まさに必要なのは「卒」TOEICという考え方です。

昨今ではTOEICは英語力評価の代名詞のように扱われています。

日本では、企業でも学校でも、そのTOEICの点数によって、便益・機会を供与したりしなかったりする現実が存在しています。

皆様にはTOEIC(に限らず英語力評価試験一般)の本質を理解いただき、TOEICにどうアプローチすべきなのかを考えていただきたいと思っています。

「TOEIC」のプロフィール(TOEIC公式HPより一部抜粋)

受験者数 世界:年間約500万人が受験(約90ヶ国で実施)
日本:年間約172万人
韓国:年間200万人が受験(2008年)
試験方法 ・合否ではなく10点から990点までのスコアで評価
・リスニング100問、リーディング100問の四択もしくは三択のマークシート
多数の団体で採用 企業、官公庁、学校等で2007年度に約2,700団体が採用
企業における活用 ・自己啓発や英語研修の効果測定
・新入社員の英語能力測定
・海外出張や駐在の基準
・昇進・昇格の要件
学校における活用 ・授業の効果測定
・プレイスメントとして
・英語課程の単位認定基準
・推薦入試基準

以上から、TOEICが企業や学校からそのテストの結果について絶大な支持を受けていることが分かります。しかしながら、絶賛をされているTOEICには以下の限界があることも知っておかなければなりません。

TOEICの限界
@ペーパー試験である事
A四択もしくは三択のマークシート方式である事
B時間の制限がある事
C韓国人と日本人が受験者の大部分(約75%)を占めているため、実質的に国際的なテストではないという事

企業や学校等からTOEICが絶大な支持を受けている理由は、何でしょうか。TOEICが完璧にその社員や学生の「英語能力」を測定できるからなのでしょうか?また、ここでいう「英語能力」とはいかなるものなのでしょうか?
そもそも、「英語能力」というものは、定義によってはいろいろ変わりますが、ここではいわゆる「実用英語能力」という意味で使われていると解釈します。つまり、「英語を母国語として使わない人間が英語を使ってどこまでコミュニケーションをとることができるか。」という能力です。ビジネスマンであれば英語を使って、会社の目的である利益を上げることができるか、学生であれば、英語で行われる講義やセミナーをどこまで理解したり自分の成果を発表したりできるか、という事になります。
そうであるならば、本来はその能力を測るために上記のような限界を有するTOEICを用いるのではなく、「言語能力評価法を熟知した面接官による面談での評価」が最適なはずです。にもかかわらず、企業や学校がこの試験を支持する理由は、「費用対効果」を考えた結果だと考えられます。つまり、一度に多くの人間の英語能力を画一的に調査するTOEICは、一人一人丁寧に面接官が評価する方法に比べ、圧倒的に安上がりな方法というわけです。これは、TOEICに限らず英検、TOEFL、IELTSなどいわゆる机上の試験は基本的にその性格を帯びています。

このように説明してきますと、これらの試験はすべて無意味なものであるという考えを持っていると誤解されがちですが、そうではありません。これらの特徴をしっかり理解して、適切に活用すべきだと考えます。これらの試験は、言語の部品としての語彙、仕組みとしての文法等のチェックには大変優れた機能を発揮します。コミュニケーションをとるためには、最低限の文法、語彙は必要不可欠です。これらを無視して、コミュニケーションのみを図ろうと思えば、特に中学生(いわゆる臨界期)以上の人間には非効率極まりないことになってしまいます。ですので、これらのテストの最も理想的な活用の仕方は、英語初心者が「TOEIC600、英検二級合格・・・」程度を目指すことです。 ただし、「いわゆるテクニック対策なし」という条件付きでとなります。それ以上これらの試験の点数を上げることを目的とした努力することは英語をコミュニケーションという観点で見たときには、誤解を恐れずに言えばいささか「トンチンカン」です。むしろ、それらの文法と語彙を使い倒す力、すなわちコミュニケーション力をつけることと自らの仕事に役立つ語彙を自分なりに増やして、そのコミュニケーション力をより高めていくことが重要なのです。それは、やはり「英語を使う」ことでしか身につかないことです。これは、企業をはじめとする社会が求める英語力の本質を考えれば考えるほど強く思います。

それでは、ここで質問です。
先ほど、費用対効果を考えなければ、最良の「英語能力」評価法は「言語能力評価法を熟知した面接官による面談での評価」といいました。それはなぜでしょうか。答えは、いくつか考えられると思いますが、一番大きなことは、コミュニケーションは人間と人間の間で生じるものであり、その評価は人間と人間の間で行われることが最良に決まっているという本質論です。このことに対しての異論は生じえないはずです。そして、もう一つは、人間が人間に対することで活きた受験者の反応に対して予め準備されたプログラムではなく、活きた面接官の反応で返すことができることから、『評価を上げるための小手先のテクニックがまったく効かない』ことです。すなわち、評価を受ける人のその時の素の「英語能力」部分を丸裸にすることができるからです。あらゆるテストにおいて、評価をする側が一番気にする事は、測定したい能力以外の能力の多寡で測定結果が左右されてしまう事です。逆に言えば、上記の限界の存在からTOEICのような試験はそのような現象を排除する事ができず、小手先テクニックが機能する余地を与えてしまっているのです。

何度も繰り返しで恐縮ですが、当ページのサブタイトル『「本当に使える英語」の指標を意識する』のであれば、最良の「英語能力」評価法は「言語能力評価法を熟知した面接官による面談での評価」ということになります。ですから、「費用対効果」の問題さえ解決することができれば、この問題を社会的に本来あるべき形に持っていくことができるのです。そこで私たちは、この「費用対効果を考えなければ」という条件付きで「最良」と思われる「本音ベース」の本質的試験を費用的にも非常にリーズナブルな範囲で、提案できるようにしました。それが、一般社団法人 日本実用外国語研究所の開発したSEACTテストです。

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